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あっ
という間に秋ですね、ほんと信じられない早さ。
玄関の扉を開けたら金木犀の香りがします。
(お隣の庭から)
今年も存分に嗅がせてもらってます、感謝。
こんにちは、1983年生まれの普通の主婦桃子です。
先日、約40年前に買ってもらったお雛様を手放しました。
ふるさと納税「お雛様供養」で。

結論、超おすすめ!
ということで今回は、その体験を記事にしました。
これ全部、私が数年間抱えていた悩みです笑
私がお雛様を手放して感じたことや、具体的な「申し込みから発送完了までの手順」も解説していますので、皆様のお役に立てば嬉しいです。
筆者についてはこちら。偏りのある人間ですが、趣味趣向が合えば嬉しい限り♪
自己紹介part1(経歴編)
自己紹介part2(内面編)
お雛様との出会いから別れまでの経緯


- 1986年頃出会い
祖母が行事を大事にするタイプだったこと、また時代(もはや半世紀前)もあり、私は7?8?段飾りのお雛様を贈られた。
幼い頃は毎年飾っていたようだが、年齢が上がると共にあまり飾らなくなり、横着して最上段2名だけ飾る年も多々。
誰?私が実家を出てからも、母がたまーに飾ったりしていた模様。
- 2019年頃実家から我が家へ(九州→関東 送料1万円もかかった)
時は過ぎ、私にも娘が生まれ、彼女に段飾りのお雛様を見せたくて実家から送ってもらう。
娘3歳(息子1歳)で一度がっつり飾るも、お雛様と1歳児の相性が悪過ぎて絶望。
五人囃子たちや下段の方の牛車などは、寝かされたり場所移動させられたりしてましたね。
(三人官女は届かないのでセーフ)
桃子その後眠らせたまま6年経過。
- 2025年春突然お雛様との別れを決意
さらに時は過ぎ、子供(娘9歳)が、プライベートな時間に憧れ出し、自分の部屋を欲しがる。
そこで、物置と化していた部屋を整えるため、クローゼットの中で畳1畳分を占めるお雛様と道具類のことが気になり出し、断捨離スイッチON。
一生置いとくのはお互いにとって良くない、ということで「手放したい」という気持ちを正当化し、お雛様との別れを決意。
- 2025年10月26日ふるさと納税の「お雛様供養」(徳島県勝浦市・20,000円)を利用してお別れ完了
感謝して、安心して送り出すことができた。
作業自体は1時間くらいで終わりましたが、思い立ってから行動するまで、半年以上かかりました。

そんなもんですよね。
やる気スイッチはどこ?ってね。
「ふるさと納税」で供養するのが超おすすめな理由
ふるさと納税のお雛様供養がおすすめの理由は、以下の5つです。
- 罪悪感なく感謝の気持ちで手放せる
- これまで守ってくれたお雛様に「ありがとう」を伝えられる
- 送るのみなので、手間がかからない
- 手間を省きたいなんて不謹慎かもですが・・・忙しいんだもの笑
- 自分のペースで発送できる
- 申し込みから1年間有効なので、「今だ!」と思ったタイミングでOK
- 自分のやる気スイッチがどこにあるのか分からない人でも大丈夫
- 手放すと家も心もスッキリ
- クローゼットからとんでもない大物がなくなる快感は、心のデトックス
- 予想以上に心が軽くなった
- シンプルに、収納スペースが広くなる
- 物理的なメリット、これ大きい笑


お雛様供養の手順:たったの3STEP!
具体的な手順は、カンタン3STEPです。
- ふるさと納税に申込む
- 「ふるなび」でも「楽天」でも何でもOK
- ポチッと、購入するだけ!
- 1〜2週間ほどでシールが届く(有効期限は申し込みから1年)
- 以下の写真参照
- お雛様(人形のみ)を梱包して、シールを貼って発送!
- 一体一体、心を込めて梱包しましょう
- 梱包にかかった時間は、のらりくらりでも1時間程度

- 受け取ってもらえるのは「お人形」のみ
- お道具やぼんぼり等は不可
- 送料は自己負担
- 千葉県→徳島県で2,500円くらい


「供養」の丁寧さがすごい件
私がお願いした徳島県勝浦市の「お雛様供養」では、勝浦町の「大宮八幡神社」で以下のように丁寧な供養が行われ、人形の魂を鎮めてくれます。
この情報はふるさと納税の販売サイトに記載されているのですが、これを知っただけでも安らかな気持ちになりました。
役目を終えた雛人形の一般的な選択肢
私独自のお雛様との付き合い方はさておき、役目を終えた雛人形の一般的な選択肢をいくつかご紹介しておきます。
『味岡人形』さんのサイトを参考にさせていただきました。

お雛様には、「◯歳まで飾る」といった決まりはないらしいけど、一般的には娘の「成人」や「結婚」までとしている家庭が多いらしいよ。
大切なのは、雛人形を通じて家族の絆や伝統を感じること!
役目を終えた雛人形の扱い方としては、以下の3択となります。
- 桃の節句に飾り続ける
- 子供がいる場合は子供の雛人形と共に飾るも良し
- 実家に飾る
- 新居にスペースがなければ実家に飾るも良し
- 両親が娘の幸せを願い続けるというのも良し
- 供養する
- 神社やお寺で供養してもらうことで、感謝の気持ちを込めてお別れする

❹ずっとしまっておく
という選択肢は無いよね当然。
いずれにせよ、それぞれの家族の事情や個人の気持ちに合わせて選択するのが良いですよね。
自分や家族が納得できる方法を選びましょう。
ちなみに、私は今回自分のお雛様を供養しましたが、娘のお雛様の場合は❷を選択します。
この家にずっと居てもらって、幸せを願い続けたい気持ちです。
・・・気が変わるかもしれないけど!笑
勝手にQ&Aコーナー
質問をでっちあげました笑
このブログはまだあまり読まれてないので、自作自演でやるしかない。
ということで、架空の読者からの質問に答えてみました。
- Q親が買ってくれたものだし、処分するのは気が引ける
- A
そう思うなら、ぜひ飾ってあげましょう。
飾らないでずっと押入れに眠らせておく方が、お雛様も親御さんも寂しいのでは。そして、お雛様の使命を思い出してみてください。
「無事な成長」「良縁」「厄除け」――つまり、「あなたが幸せになりますように」という願いが込められています。
あなたが今、元気で幸せなら、お雛様はもうお役目を果たしたということでは?
- Q恥ずかしながら、呪われたりしないか不安
- A
わかります笑
でも、むしろ感謝して送り出すことで、お雛様も安心して休むことができるのでは。
暗い押入れに閉じ込めっぱなしの方が、よっぽど怖いこと起こりそう笑
- Q忙しくて時間がないんですけど
- A
大丈夫!
3STEPで作業自体は1時間以内。
「思い立ったが吉日」で、サクッと終わらせちゃいましょう。
でも私も取り掛かるまでに半年くらいかかったので、気持ちとてもわかります。
一緒に頑張りましょう。

一番の収穫:作業中に「愛」感じました
正直、作業を始める前までは心がスッキリすることだけがモチベーションでした。
ところが、実際に箱を開けて雛人形と向き合うと、過去の記憶が蘇りまくり。
- 「お道具」「三人官女」など、箱にマジックで手書きされた母親の文字
- 一体ずつティッシュで丁寧に顔を包まれたお人形たち
- 多すぎる防虫剤(笑)
- 狭いアパートの部屋にどっかりと飾られたお雛様の風景がフラッシュバック
これらのことから、「私の幸せを願う母親の気持ち」が時空を越えて胸に沁みました。
切なさと愛しさと心強さ、といったところでしょうか。
まあ当の母親は忘れてるかもだけど、それでもOK。
あくまで「自分が感じた」ことが大事♪
こんなことを感じるなどとは思っておらず、「やっつけるか!」的な作業的な気持ちだったので、この愛が一番の収穫です。

なんだか気に入ったので、可愛い小さな琵琶と、名前入り(母手書き)のオルゴールだけは手元に残しました。


まとめ:お雛様供養は、感謝を込めたお別れ
雛人形を飾るという文化は、平安時代から続く日本の美しい伝統文化。

人形だけでなく、お道具などにも大切な意味が込められていて、親が子を想う気持ちを形にした文化ですね。
私は今回、「供養」という形でそのお雛様を手放してみて、とても心が救われました。
ふるさと納税を使ったお雛様供養は、お雛様とのお別れを、ただの「処分」ではなく感謝を込めたお別れの儀式に昇華してくれます。
過去を整理して新しい時代へ一歩踏み出したような、軽やかな気持ちにもなりましたよ。
ということで、迷っている方へ。
ふるさと納税の「お雛様供養」、本当におすすめです。
この記事が「やる気スイッチ」となりますように。
ではまた。

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