※この記事にはプロモーションを含み、情報は2026年2月6日時点のものです。
はじめまして。
社会人20年目、7歳、5歳の二人の子育て中、桃子です。
最近の日課は、天才ピアニストの毎日ラジオ「深夜おでん」を、風呂上がりの脱衣所で聴くことです。
10〜15分くらいなので尺もほどよく、庶民的感覚とセンスが混ぜ合わされた、テンポ良い二人の会話が好きすぎる。
「深夜おでん」はYouTubeで毎日配信されていましたが、2025年に終了しています。
突然ですが、2024年2月9日全国ロードショー、現在上映中の「梟ーフクロウー」という映画がとても面白かったので、それについて。
この記事では、極力ネタバレを避けながらこの映画の個人的な感想を書いています。
この記事を読むと、「迷ってたけど『梟ーフクロウー』を観よう!」と思っていただけるはずです。
結論、歴史など知らなくても楽しめるエンタメ作品でした。
筆者についてはこちら。偏りある人間ですが、趣味趣向が合えば嬉しい限り♪
自己紹介
歴史の知識は不要
「梟ーフクロウー」はたくさんの賞にノミネートされているようですが、歴史映画?サスペンス?没入感?
そんな感じで、気になりつつも見どころが何なのかイマイチつかめない状態で鑑賞しました。
そんな私と同じく、「史実に残された最大の謎に迫る」といったキャッチフレーズから
- ストーリーがややこしいかも
- 歴史の知識がないと楽しめないかも
といった印象から観るのを躊躇している方もおられるかもしれません。
でもご安心ください。
この映画は、歴史の知識など皆無でも、2時間ひたすたドキドキが味わえる完全なるエンタメ映画でした。
スリリングなポスタービジュアルに惹かれただけで、時代背景に興味が薄く、不安を抱えて映画館に突撃した私でも、存分に楽しめました。
私は40代で、映画・ドラマ・小説・漫画・アニメなど、どのコンテンツも、新旧・国を問わず楽しみますが、その中で唯一積極的に時間を費やさないジャンルが歴史もの、といった人間です。
例えば、「キングダム」の漫画は大好きですが、「三国志」は、うーん。
嫌いではないけど・・エンターテイメントが好きなんだと思います。
そのため、限られた時間の中でどうしても歴史ものや時代ものは、優先順位が低いのです。
ストーリーの理解は公式サイトさえ読めばOK
公式サイトのうたい文句には、
「全感覚麻痺」のサスペンススリラー、圧倒的没入感!
とあるのですが「史実に残された最大の謎に迫る」という部分から、ストーリーの中で史実の謎にも迫るのかと思っていました。
でも、よくよく公式サイトを読み進めると、「史実に残された『怪奇の死』にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した梟は〜」とあります。
つまりこの映画は、朝鮮王朝実録に記された「怪奇の死」という事実について、
- 実は裏側はこうだったのでは?
- こうだったらスリリング
そういった「イマジネーション」を働かせて制作された架空の話です。
なので『梟ーフクロウー』の、「怪奇の死」以外はあくまで創造であるため、ストーリー理解には
深い歴史の知識は必要ないのです。
メインのお楽しみは、ストーリー展開ではなく「作品への没入感」
公式サイトにもありますが、この作品のメインディッシュはやはり
「圧倒的没入感」
でした。
ストーリーについては、当時の韓国と朝鮮の関係性を理解していなくても楽しめるよう、作中で割と説明してくれていました。
ざっくりとしたストーリーは以下です。
盲目の天才鍼師ギョンスが、弟の病を治すお金を稼ぐため、「ある秘密」を隠して宮廷で働いている。
ある日、王の子の怪死、という事件現場に遭遇し、参考人として追われる身となるギョンス。
闇に迫る狂気から、ギョンスは無事に逃げ切れるのか、事件の真相は何なのか。
ストーリーの運び方で特徴的だったのは、効果的に切り替えられた「視点」です。
中盤までは、しっかりと三人称の観客視点で撮られているのですが、それが突如「事件」の場面で一人称の主人公視点に切り替えられるのです。
そこで観客は、主人公視点で共に事件を目撃する錯覚に陥り、現に私もこの瞬間から、ストンと作中に没入したように思います。
この、登場人物の視点で撮影された映像は「主観ショット」と呼びます。
登場人物の視点を視聴者が共有できるため、現実感や緊迫性が高いのが特徴とされていますがこの瞬時の「視点」切り替えが、ストーリーの急展開と合わさって抜群のスパイスとなっていました。
そこから、物語が一気に加速。
それまでは、いってみれば盲目鍼師の宮廷サクセスストーリーなのですが、一気に主人公は追われる身となります。
寝転んでいたとこからの急な全力疾走、といったレベルの加速具合が心臓バクバクもので、ラストまで鼻息荒く興奮しっぱなしでした。
暗闇の効果
もう一つ没入しやすかった理由として、画面の薄暗さが挙げられます。

特に、物語が加速する後半は、主人公が夜中に事件に遭遇してから夜が明けるまでの時間帯がメインなので、ひたすら薄暗いのです。
単純なことですが、息の詰まるような薄闇の中で起こる事件は、とてつもなくスリリング。
さて肝心の事件の犯人はというと、事件が起こると同時に観客には分かっているのです。
私たち観客は、主人公ギョンスと共に、真犯人を目撃するという斬新な展開。
メインの楽しみは犯人探しではない、ということは明確です。
余談ですが、私は「古畑壬三郎」のドラマをこよなく愛しています。
あのドラマも、冒頭からいきなり犯行シーンで、楽しむべきはストーリー展開や犯人探しではない、という明確な意思表示のある作品の代表ですよね。
話が逸れましたが、つまり『梟ーフクロウー』においてメインで楽しむのは「没入感」や「スリル」であり、犯人探しなどではないことから、ストーリーを複雑にする必要のない映画である、ということがいえます。
そのため、歴史の知識などなくても存分に楽しめるのです。
まとめ:圧倒的没入間を、ぜひ!
映画『梟ーフクロウー』のメインの楽しみは「没入感」なので、ストーリーはいたってシンプルです。
鑑賞前に公式サイトをさっと読むだけで内容は問題なく理解でき、歴史的知識が皆無の方でも楽しめると思います。
楽しむための注意点があるとすれば、テレビで観る時は、絶対に暗い部屋で、一気見してください。
途中で一時停止したり、明るい部屋で観ないで欲しい!
最終的に作品についてのお好みはそれぞれですが、これだけは強めに言えます。
じゃないと、メインディッシュの「圧倒的没入感」が味わえないので。
また、ポスタービジュアルの写真が、眼球に針を刺そうとしているショットだったので、そっち系の描写は苦手・・という方に。
あれはほんの一瞬、あの時だけで、しかも刺されませんので大丈夫。
目を背けたくなるシーンは記憶にないので、その理由で鑑賞をためらっている方は、思いきって視聴してください。
そういうわけで、映画好きならぜひ観て欲しい作品です。
さあ、好きなことしよう。
ではまた。
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