こんにちは、桃子です。
1983年生まれ、いつかフリーランスとして独立することを夢見るフツーーの主婦です。
このサイトに記事を書くのは、2024年4月24日以来、約9ヶ月ぶり。

その理由は、いったんブログを本気で諦めたからです。
でも、地の底まで落ちていたやる気とこのサイトへの愛を再び取り戻し、一年の時を経てここに生還いたしました。
今改めて考えてみると、一般的に言われている「ブログ挫折」の理由と、私の挫折理由は違いました。
一般的には、「楽に稼げると思っていた」「時間がない」などが挙げられますが、私は楽に稼げるとは思っていなかったし、夜は時間を作ってPCに向かっていました。
でも、挫折しました。
この体験、自分でも予想外だったので、記事にすることで以下のような人のお役に立てるのではないかと思います。
- ブログで挫折をした経験のある人
- 「ネタは浮かぶし書きたい」のに書けない原因が分からない人
- 絶賛挫折中の人
- なんとかブログへのモチベーションを取り戻したい人
- ブログ挫折は自分だけじゃない!と、とにかく安心したい人笑
- 1〜5のどれか1つでも当てはまる人で、Webライターの経験がない人
上記に当てはまる人に、私が推すただ一つのブログ継続の方法、それはWebライターをやってみることです。

え。ブログ続ける方法を教えてくれるんじゃなかったの?
Webライターやったからって何が変わる?
そう思った人!
Webライター未経験の私が一年前に書いた記事と、この記事を比較してみて欲しいです。
まとめ方や伝え方のテクニックが、大袈裟ではなく、猿と人間ほどの成長を遂げております。
もし「すごい成長だ!」そう思ってくださった方は、ぜひこの先も読んでみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
私が挫折した原因はたった3つ
私はブロガーを目指して自分のサイトを立ち上げるも、数記事書いて挫折しました。
その理由は以下の3つです。
- 自分の文章力を過大評価していた
- 自信満々だったのに。どんどん自信がなくなって、書くのが楽しく無くなった
- Webの文章の「在り方」を知らなかったから
- 物語のように起承転結で書こうとしていた
- いつになっても記事が完成しない
- 文章の「書き方」が分かっていなかったから
- 思ったことがうまくまとまらず、書くのがしんどかった
一つずつ、解説していきますね。
その前に、挫折までの流れを簡単にお話しします。興味ない人は飛ばしてくださいっ。
粉骨砕身、やっとのことで立ち上げた自分のサイト。
これで、書きたいことが書ける!やれば出来る!自己肯定感が爆あがりしたのも束の間。

全然、書けねぇ。
おかしいな 全然言葉が 浮かばない
金縛り? 誰か助けて 指動かず
あれ書こう デスクに向かうも YouTube
(↑その時の気持ちを俳句にしたもの)
思ってたんと違う。でも原因が分からない。認めたくない。
そんな中、何ヶ月かかけて数記事書いてみたが、言葉を絞り出すのがあまりにも苦しく大変だった。
即刻「ブログ向いてない」と判断した私は、光のスピードでWebライターに転身。
以上。
Webライターを経験することで、当初は気づけなかった「なぜ書けなかったのか」に気づくことができました。
その数記事を書く作業が、
原因1:自分の文章力を過大評価していた
サイト解説当初の私は、恥ずかしながら「自分は文章が書ける」と思い込んでいました。
その根拠は、読書が好きだから。
今考えると、「読むのが好き」🟰「文章を書ける」わけないですよね。
「ハンバーグが好き」🟰「ハンバーグを作れる」
これだと、「≠」であることはすぐ分かるのに、なぜ文章となると冷静に自己評価できなかったのか。
その理由の、自分の文章力を過大評価していたからです。
結論から言うと、その「過大評価」を正す対策を、Webライターをやることで、知らず実行していたのです。
私の過大評価の原因は、「能力が低く経験不足であること」であるという悲しき事実
なぜ私が自分の文章力を過大評価してしまったのか、考えても分からなかったので調べてみました。
すると、過大評価は「ダイニング・クルーガー効果」という認知バイアスの一種だと!
何やら大層な効果ですが、これがとても興味深く、悲しくも文章力における私の特徴に当てはまりすぎていました。
ダイニング・クルーガー効果:自分の能力を過大評価する心理的傾向を指し、認知バイアスの一種
ちょっと待った!
読むの面倒そうな雰囲気を出してしまったので、離脱の足音が聞こえた気がしましたよ。
去りそうになったアナタ、あと少し読んでみて、お願いします。
ダイニング・クルーガー効果の特徴(これ私やん)と対策
以下が、ダイニング・クルーガー効果の特徴です。
ダイニング・クルーガー効果の特徴
- 思い込みや先入観で錯覚してしまう認知バイアスのひとつ
- 能力や経験が低い人ほど自信過剰になる傾向がある
- 他者からのフィードバックを受け入れにくくなる傾向がある
- 誤った意思決定や判断を下す可能性が高くなる
衝撃でした。突然見知らぬ人に強めにビンタされたくらいの。
文章力において、めちゃくちゃ自分に当てはまっている!
ダイニング・桃子・クルーガーです。
思わずそう名乗りたくなるほどのしっくり感。
そして、その対策はこうときた。
ダニング・クルーガー効果への対処法
- 客観的な評価システムの導入
- Webライターはディレクターから、誤字脱字はもちろん、内容や表現の修正を受けます。
- 評価システムGET!
- 継続的学習の奨励
- Webライターは待ったなしです。仕事を引き受けた時点で、継続的に続けるしかないです。
- 継続な学びをGET!
- フィードバックの質の向上
- 記事のチェックをされる方は、当然自分より経験値豊富。
- 質の高いフィードバックGET!
- メタ認知能力を身に付ける
- メタ認知能力とは、自分の思考や行動を客観的に観察し、理解する能力のこと。
- ウェブライターは文章を考えるので、思考しまくりです。
- また、クライアントワークは顧客目線で執筆するので自分が書いた文章を客観的に見ることができます。メタ認知能力UP!
- さまざまな経験でフィードバックを得る
- Webライターの業務は、新しい経験とフィードバックだらけ!
Webライターの経験が、私の執筆能力と経験値を劇的に引き上げてくれました。
その結果、1年前と比較すると、驚くほどスラスラと文章が書けるようになりました。
原因②Webの文章の「存在意義」を知らなかった
そもそも、Web上の文章と、物語のような文章とでは、同じ文章でもその「存在意義」が違うのですが、私はそこを全く理解していませんでした。
というか、そんなこと考えたことすらありませんでした。
それぞれの存在意義は、以下です。
- Webの記事の存在意義
- 人々の悩みや欲求を解決するためのノウハウや情報を提供すること
- 読む目的:悩みを解決したい
- 物語などの存在意義(あくまで個人的な意見)
- 娯楽としてストーリー展開を楽しませるため、読者の想像力をかき立てること
- 登場人物に共感させ、没入感を与え、感動体験をもたらすこと
- 読む目的:楽しみたい、ドキドキしたい、感動したい

これを知ることで、「書けないのは、私に素質が無いからじゃない!」と思えて、救われた気がしました。
の定義の違いは、私が初めてWebライターとして働いた企業のディレクターの方(仕事の振り分けや記事の添削など、実際に執筆するライター達を取りまとめる存在)から教わったのですが、目からウロコが落ちました。
Web記事や小説を日常的に目にしながらも、気づきもしなかったことが突然わかるようになったのです。
同時に、Webライティングは「文章を書きたい」という欲求を満たしながら、自己表現だけではなく他者貢献ができる、ということが鮮明に理解できたので、未来に対してワクワクが溢れて止まりませんでした。
原因③文章の「書き方」が分かっていなかった
私は、そもそも文章を書くということを仕事にした経験がなく、日記や業務上のメール、手紙など、誰の添削も受けない文章しか書いたことがありませんでした。
物語のように起承転結を楽しませる目的ではなく、Webの記事のように「伝えたいことが明確な文章」を書く方法には、いくつかのコツがありました。
- ターゲットを想定して絞り込む
- どんな人に向けて書くか
- キーワードを決めてリサーチを行う
- 同じ検索ワードのライバル記事を読み漁る
- 構成と見出しを作る
- いきなり書き始めず、文章の順序と見出しを決めてから書き始める
これらは、Webライティングにおいて最低限の基本中の基本といったコツらしいのですが、私にとっては見たことも聞いたこともない方法でした。
中には、生まれながらに才能があり、伝わりやすい文章を自然に書ける人もいるかもしれません。
しかし私は、伝えたいことが多すぎて情報の取捨選択ができないタイプです。

「で、結論は?」「つまり、〇〇ということ?」と有難いお言葉をいただくこともしばしば泣
慣れてしまうほど日常的に、論理的思考の方々をイラつかせておりました。
でもでも!相手に「伝えたいこと」を整理整頓するには技術が必要だったのです。
頭の回転が遅いからでもなく、センスが無いからでもなかった。よかった〜!
Webライターの仕事を通じて、書く→修正入る→直す、を幾度となく繰り返しているうちに、誰かに向けて記事を書くこと、事前にリサーチを行い構成を考えることが当たり前になっていました。
これを知らなかった頃の私、逆によく文章を書けてたな、と思うほどです。
まあ、書いてはいたけど、伝えたいことがまとまらなくて辛かったな・・(遠い目)
まとめ:文章書きたいのに書けない人は、Webライターをやってみて欲しい
「文章を書きたい」という欲求があり、時間もネタもあるのに、なぜか書けないという方。
私と同じですね。
その場合、Webライターとしての経験を積み以下のことを学べば、ブログの文章もスイスイ書けるようになる可能性が高いです。
- 正確な自己評価をするための、経験値を得る
- 経験が無い状態では、自己評価が高くなりがち。
- 自信だけでは、書けない。まず書けない自分を認め書くための能力を身につけよう。
- Webの記事の「在り方」を知ろう
- Webの記事の存在意義は、誰かの悩みを解決すること
- Webの記事の「書き方」を知ろう
- いきなり書き始めない。ターゲットを想定し、ライバル記事のリサーチを行い、構成と見出しを作ってから書き始めよう。
私の場合は、本気でブログを諦めてWebライターに転身し、本当にたまたまブログへの情熱が戻りました。
ブログの書き方を学ために、Webライティングをやってみよう!と思っての行動では一切ありません。
なので、Webライターをやっている時は余裕がなかったこともありますが、ブログのことは全く考えていませんでした。
でもこれを読んでくださっている皆様なら、「Webの文章の書き方を学ぶぞ!」と考えながらWebライティングの仕事ができるので、私より効率的に、より一層多くの知識を吸収できると思います。
あと、「書ける」ようになるために超おすすめの本があります。
文章の書き方において、この本から一番多くの学びを得たので念の為載せておきます。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]
多くのWebライター・ブロガーの方も紹介していますが、出版社や編集者をされていた著者が、とてつもなく分かりやすく、言いたいこをを伝える文章の書き方を教えてくれます。
今も、よく読み返しています。
Webライティングが初めての私が、仕事を得て、実際に記事を執筆した話は次の記事で書こうと思います。
リアルな収入も公開予定です。
では今日はこのへんで、さようなら。
好きなことしよ〜
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